- 原状回復してもなかなか入居者が付かない。
- 内見者が来ない。
- 家賃を落とさないと決まらない。
など、大家さんの悩みは尽きないですよね?
こんにちは、照明士の安部です。
苦しんでいる大家さんもいる一方で築古でも入居者を簡単に獲得している大家さんもいらっしゃいます。
実際に僕のお客さんの中には法人、個人、店舗など様々な方からご依頼をいただきますが、大家さんも少なくありません。
そんな大家さんはもちろん後者の「入居者を獲得している大家さん」になります。
この記事では入居者の心に残るリフォームについて書いていきます。
これを参考にしてもらえばきっと内見者の記憶に残るお部屋作りができるようになりますよ。
目次
賃貸リフォームは照明工事でガラリと変わる。
照明工事って空間の価値を引き上げるものだと思っています。
スーパーの野菜コーナーだって、宝石店だって同じように素材の良さを最大限に引き上げるのが照明なんです。
僕はカメラ好きなのですが暗いところで撮るのとストロボを焚いて撮るのでは発色が違います。人間が感じている色とは光がその色を強く反射しているからその色を感じます。
落ち着ける部屋なのか?そうでないのか?
それは照明が大事な役割を担っているのです。
よくあるのが部屋の真ん中に取り付けるシーリングライトですがあれっておしゃれですか?
安くコストをかけないようにする事で利回りを上げるっていうのが定石の賃貸経営です。
定石なのですが少子高齢化の現代では借り手より物件の数が多くなってきています。
https://www.akiya-akichi.or.jp/blog/19453/
そんな現代こそ内見者の心に残るインパクトがある部屋を作るのが大切だと思いませんか?
それができるのが照明工事なのです。
相場より高めの家賃設定でもすぐに決まった事も

人間は視覚からの情報が大事なファクターを占めている
メラビアンの法則はご存知でしょうか?
ざっくり言うと人間は視覚からの情報に大きく左右されるといった内容です。
だから入居者を決めるためにはファーストインプレッションがどれくらい大事かは理解していただけるかと思います。
築年数の古い物件の大家さんからの依頼で照明工事、コンサルを依頼され内見者の記憶に残るような照明を提案させていただきました。
結果は相場より10000円ほど高い家賃設定でも申し込みが来てすぐに決まったそうです。
通常の原状回復ではやらないような事までやったので金額はかかりましたが、上がった家賃ですぐにペイできるとおしゃってくれました。
年間12万ですからね……。
壁紙や設備だけのリフォームだと押しが足りないんですよね。
普通と言いますか、そこは誰でもやっているので(何もしないで汚いまま安く貸している方もいらっしゃいますが)
もちろん、設備をしっかり直す事で入居者が安心して暮らせるお部屋になるのでそこはしっかりやってください。
大家さんの声の一部をご紹介します。
- 申し込みがすぐにきた。
- いつものリフォームプラス照明工事をする事で内見が一発で決まりました。
- 家賃を相場より高くしてもすぐ埋まりました。
- かかった分は家賃で相殺できる
照明工事をすると部屋をより広く見せたり高級感を演出したり他の物件と差別化できます。
主にアイタックで提案させてもらっているのは
- ダクトレールなどで局所照明でアクセントをつける
- ダウンライトで天井面をすっきり見せる
- 人感センサーでおもてなし感を演出
- 間接照明で高級感をアップ
の4つになります。
もちろんそれらをしっかり狙いをもって配置なども考える必要がありますが1個づつみてみましょう。
今、大流行中のダクトレールでアクセントを。

ダイニングダクトレール
カフェ風でも良し、モダンな事務所でも良し、古民家風でも良し。
まさに万能選手です。もうお店に入るとどこもかしくもダクトレール。
それだけ流行っているのでアイタックへの依頼で最も多い依頼の一つです。
カッコいいですよね。
万能でカッコいい。言うこと無し!
ベース照明にダウンライトで天井をすっきり見せましょう。
やっぱり天井にビシッと取り付けされているシーリングライトだとカッコよくないですよね。
そこを補ってくれるのがダウンライトという丸くて埋め込まれているアレです。
狭い空間だったらこれだけでも十分。
広角や狭角のタイプがあるのでその場所に適したものを選定する必要がありますね。
人感センサーでオ・モ・テ・ナ・シ
滝川クリステルさんでおなじみの日本人の合言葉。
ホテルや旅館はおもてなしをしてくれるからくつろげるんですよね。
部屋に誰かがいつもいてくれて帰ってきた時に電気をつけててくれればそりゃ良いです。
でもみんな忙しいでしょ?
だったらそれをセンサーで勝手につくようにしてあげればいいんじゃない?
新築のマンションなんかは標準装備になってきているって事はそれだけ需要があるって事ですよね。
間接照明でオシャレ度アップ&高級感アップ
間接照明は別名「建築化照明」とも言われています。
照明器具を隠して灯りだけで空間を照らしているような状態になるからです。
壁や天井そのものが明るく光っているようなイメージで柔らかい光に包まれるので大好きです。
これは一気におしゃれになって見に来た人の脳裏に刻まれます。
アクセントなんでいろんな所に使いすぎるとしつこくなっちゃいますね(-_-;)
まとめ 「賃貸リフォームは照明工事がおすすめ」
お客さんが内見に来るためには不動産屋さんやネットで物件の間取りや写真を見てから来ますよね?
それって見た目がどれくらい大事か?もっと言えばファーストインプレッションがどれくらいのファクターをしめているか?って事です。
通常、内見は何件かしますよね。
そこで見に来た人の候補にあがるのは「記憶に残っている部屋」です。
それを実現する為に照明工事、照明リフォームをする。
あなたのお部屋がしっかり差別化されれば内見にこない、来ても決まらないといった悩みが解消できます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。