こんにちは照明コンサルタントの安部です。
僕が常日頃からずーと思い続けている事を書かせてください。
LEDの表記ってわかりにくくない!?
普段フォントなんて大きくしないのに大きくしちゃったよ(汗)
本当にわかりにくいから。
本当に不親切だなぁって思ってますよ。
なので説明ってのはこうやってするんだよってお手本を見せてやる。
目次
そもそもなんでわかりにくいのか?
- 40wの電球ってどれくらいの明るさ?
- 40wの蛍光灯ってどれくらいの明るさ?
- 40wのLEDってどれくらいの明るさ?
電球って一番基準になりやすいんですけど、その感覚で『w=明るさ』だと思ってしまっているのがわかりにくい原因。
ワットは電気代の事。つまりどれくらい電気を使うか?って事です。
だから上の3つのランプは電気代が同じって事。
ここまではいいでしょうか?
基準は電球だから単位がワット(w)
どれくらい電気を使うかが(w=ワット)とわかったと思います。
電球の40wと同じくらいの明るさを表示しているのが〇〇型って表記。
例えば40型のLEDって言ったら40wの電球と同等の明るさですよ。
40型の蛍光灯なら電球40wと同等ですよ。って事。
つまり電球が40w使った時の明るさと同じくらいの明るさを出すランプって事
いや、出すって表現もちょっと違うんだけども(汗)
得られるの方があってるかな。
蛍光灯って40wの蛍光灯とか20wの蛍光灯とかいうでしょ?
え!?言わない?(汗)
いや、言うんですけど(笑)
それって消費電力を言っているので40wの電球と同じ明るさではないんです。
ね?わかりにくいでしょ?
そこで登場するのがルーメン(lm)って単位
そのランプが放出する全方向の明るさがどれくらいかを表示するランプの単位。(全光束とかいう)
うん、わかんないよね?
本当にメーカーって使う人の事考えられなくなっているなぁって思う。
LED電球できた時とかは普通に600lm、2700Kとかパッケージに記載されてたの見て
『これじゃわからんだろ(笑)』
ってつぶやいてました。
先程のワット(w)と違ってすべてのランプに使用できる単位なのでひとつの指標になるので便利なんです。
でもわかりにくい。
天気で出てくる『へくとぱすかる』くらいわかりにくいです。
なんで面積の単位がヘクタール?圧力がパスカル?
まぁ、便利なんで良く使うものだけ覚えちゃいましょう。
普段意識するのは3つのランプだけ
白熱電球と蛍光灯とLEDの3つだけ。
それ以外でなんか使いますか?
ランプの種類はそれこそいっぱいあるから気になる人は調べてみると面白いかもしれません。
新しく出てくる単位があります。それはルーメン/ワット(lm/w)
まぁ、そんな煙たがらないでもう少しの辛抱です(汗)
1wあたりのランプの明かりの量がこの単位の意味です。
ワット(w)は電気代だと覚えていますか?
数字が大きければ効率が良いってのがわかります。
では気になる3つのランプはどれくらいでしょうか?
- 白熱電球 10~15 [lm/w]
- 蛍光灯 50~90 [lm/w]
- LED 65~135 [lm/w]
最大値で比較すると同じ40w消費した場合
- 白熱電球 600 [lm]
- 蛍光灯 3600[lm]
- LED 5400[lm]
これでどれくらいかわかりやすいでしょう?
ちなみに5400lmって駐車場についている水銀灯くらいの明るさです。
この白熱電球がどれくらいの数字なのかわからなかったからなんとなくピンとこなかったわけなんですね(汗)
逆に明るさを600[lm]で比較すると
- 白熱電球 600[lm] =40.0w
- 蛍光灯 600[lm] =6.6w
- LED 600[lm] =4.4w
いかがですか?これで何となく感じはつかめたんではないでしょうか?
かなりの効率の違いにビックリしたかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
上手く説明できたかちょっと心配です(汗)
わかりにくいLEDの単位について少しは理解できたとしたら嬉しいです。
もし事務所などの蛍光灯を全部LEDに切り替えたりしたらどれくらい電気代が違うか?
電球をLEDに切り替えたらどれくらい違うのか?
もし電球がついている箇所はLEDに切り替えた方が電気代が安くなりますよって言っている意味もわかったと思います。
もし蛍光灯のLEDがついている場合は改造してからLEDの球をつけるようになりますが弊社では
でやらせて頂いています。
ですがもし予算が許されるなら新しい器具に交換する方をオススメいたします。
それは新しいLEDほど効率がよくなってきているからです。
電気代は安くて怒る人いないですからね。