こんにちは照明士の安部です。
あなたはダウンライトというものをご存知でしょうか?
知ってるよ!天井にある丸いヤツでしょ?
そうです。その丸いヤツをダウンライトといいます。
廊下やトイレなどダウンライトは存在感が無くほんのり空間を明るくしてくれます。できるヤツです。
リフォーム案件では鉄板です。 天井から照明器具が下がっていないだけでずいぶん広く見えます。
お部屋で使う通常のシーリングライトや今流行りのダクトレールなどもそれぞれ良さがありますのでそこをうまくチョイスできれば快適な空間を演出できるのですが……
できるのですがやっぱり苦手な事もあります。
今回は万能そうなダウンライトの苦手な部分、向かない空間。そしてそれらの解決方法を解説したいと思います。
目次
部屋でダウンライトを使う場合には調光スイッチをセットで使うべし
まず、部屋の定義をざっくり説明します。
人が長時間いる場所。
……(笑)
わかってるわい!!と怒らないでください(汗)
結構大事なんですよ。結局部屋から除外されるものは
- 玄関
- 廊下
- トイレ
- 洗面所
- キッチン
- クローゼット
などは調光スイッチを考えなくてもいいって事です。(ダウンライトの明るさは考えなきゃいけませんが)
逆に調光スイッチがあったほうがいいのが
- リビング
- ダイニング
- 寝室
- 子供部屋
- 書斎
などには調光スイッチ併用がマストです。
人間の本能が調光スイッチを求めてる!?
何故か?
普段人間は明るい時間に活動して暗くなると休息をとろうとします。
それが夜明るいのになれてしまったり、夜遊びをしたりするのが続くと自律神経が乱れイライラしたり物忘れが酷くなります。
完全に余談ですが、僕も昔夜間仕事で日中眠る生活をしていた時は本当にイライラが止まりませんでした。
集中できなくなりますし、体力も落ちていきます。
太陽の光を浴びないだけで原因不明の病で入院して死にそうになりました。
話は戻りますが、夜は暗くなるのが当たり前なんです。
身体もそういう作りになっています。
そう!! 夜は(眠る前は)暗くする事を身体は望んでいるんです。
リビングのダウンライトが眩しい
リビングの団らんの中心にダウンライトを集中配光でギュッとしているパターン。
僕はこういうの好きです。ちなみに一個あたり100W相当。
このダウンライトはいいんだけどやっぱり眩しい。
日中はいいけど夜などは暗くしたい。子供を寝かせる時に暗くしたい。
そこで調光スイッチをつける事にしました。
通常の壁のスイッチを調光スイッチに交換させていただきました。
このスイッチは3路スイッチと言って階段などで登る時と登りきった時にスイッチをどっちでも入れたり切れたりするヤツです。
もちろん普通のお部屋のスイッチも交換可能です。
それで、この調光スイッチを使って暗くするとどうなるか?
日中だったのでわかりにくい(汗)
でも確実に眩しさは軽減できるはずです、夜は雰囲気の良いオシャレな空間になる事でしょう。
お酒も進むわけですよ(笑)
寝室をダウンライトにする時は気をつけて!!
寝室がシーリングがついていてそれをダウンライトにできますか?ってお問い合わせも結構受けます。
寝室では光源(ダウンライト)が寝る場所から見えないのがポイントとなります。
だからなんとなく真ん中に配置するのはNGです。
完全に寝室ならそれ用に照明計画を作るのが一番です。
寝室だってやっぱり調光スイッチは必要だけど+リモコンという技
ちょっと考えればわかるはずなんですけど、調光スイッチを弄りにベッドからでますか?
普通はベッドからピって明るさ調整したくないですか?
そんな時はこちらの商品(笑)
今あるスイッチを調光リモコンに交換できるアイテムです。
*光源側(ランプ)を調光対応にしておく事が必須。
交換には電気工事が必要です。お好みの電気工事屋さんなどにお願いしてください。
当然、アイタックでもお受けしております。
あなたのかかりつけ電気工事士の安部でございます。
ダウンライトだったらダウンライトも調光対応のダウンライトに交換しなくてはいけません。
ダウンライトの交換は1個からでもお受けできますが数が多ければおまとめ割引ができますのでご相談ください。
数が多ければ 1個あたり3000円~交換いたします。 +照明器具代。
あとがき
このブログをみて依頼してくれる方が最近とても増えてきてとっても嬉しいとともにあなたのお役に立てる情報をこれからも更新していこうと思います。
サボっている場合じゃない!!更新だ!!
頻繁にブログの更新がある場合、『あ!コイツ今暇なんだなぁ』ってさとってください。