こんにちはアイタックの安部です。
ご無沙汰のブログになってしまいました(笑)
最近みなさまからのお問い合わせが日に日に増し増しで嬉しい悲鳴をあげている今日このごろでブログ書いてる暇があったもんじゃない。
お仕事の依頼をしてくれる人の中には『全部読んでます!!』『あの記事のあれみたいな感じでやりたいんです!!』って言ってくれます。
でもそんなに覚えてません(汗)
ですので、一度お見積りしてそこで打ち合わせてよりより物を作っていければいいなぁってスタンスなわけです。
だから、決して適当に書いている訳では……
今回の記事は、アイタックの依頼でも人気のある調光についてです。
- 調光の種類あれこれ
- 調光にするのに気をつける事
- 何が必要?
- なぜか調光できない場合(実体験)
調光の種類あれこれ
調光にはおおまかに2つの種類があります。
- 位相制御
- PWM制御
通常の住宅などでは位相制御が主に使われているのであまり気にしなくっても大丈夫。
同じ制御方式のものを使わなくてはいけないので器具の選定と調光器の選定のさいには気をつけなくてはいけないポイント。
こんな感じに書いてあるのでそこは注意

調光スイッチチェックするところ
調光するのに気をつける2つのポイント
照明器具を調光したい場合はまず
- 調光対応の器具をつける
- 調光スイッチをつける(対応の電球にも注意)
基本的に注意する事はこれくらい。
ダクトレールやペンダントなどの場合は調光できるようにする為には電球を調光対応にする必要があります。
調光スイッチには調光方式、電流上限、対応電球などが記載されているのでそれをみて選ばなくてはいけないので『よいしょ』って簡単に交換できません。
できなくは無いけど壊れる可能性もあるよって話。
特に気をつけるのは電流上限
上限何Aですよ~っていう表示。
Aとは電流の単位です。簡単にいうとその調光スイッチはどれくらい電球つなげて大丈夫か?っていう事。
以前の記事でダクトレールにはどれくらい電球つけられるんですか?って質問に対してどれくらいでもつけられるよ。って書いたんだけどそれは普通のスイッチはLEDは消費電流が少ないのでいっぱいつけられるから平気って意味で書いた。
だけど調光スイッチなど一部の特殊スイッチは違う。
1.3Aまでとか書いてある。
ちなみに電気の器具にはそれぞれその許容電流値が決まっている。
電線、コネクター、スイッチ、コンセント
それはどれくらい流れるのかはコンセントや照明器具などにつながっているモノで計算する。
だからタコ足だから駄目なんじゃなくてタコ足にするといっぱい流れる可能性があるから危ないって事。
電気工事をやる人はそれらを全部計算して工事してますのでわからない人とか無資格の人はやっちゃ駄目です。家事になります。
ちなみにブレーカーがついてるから家事にはならないでしょ?って聞かれる事もあるのですが、それは違います。 さっき書いた許容電流っていうのは条件次第で変わってくるのでそういうのはちゃんと計算しないと駄目なんですね。
は!!
話がめっちゃそれました(笑)
何が必要?
必要なのは
- 調光できるスイッチ
- 調光できる器具
です。
なのでもし付いていない場合は
- 現在のスイッチを調光スイッチに交換する
- 調光できる器具をとりつける
の2点が必要になります。
それでも調光できない場合
実はこの記事を書こうと思ったきっかけが、ちゃんと選定した器具と指定の調光スイッチを取り付けたのに全然調光できなかったからです。
調光できない原因で考えられるのは
- 調光スイッチが壊れている・配線のミス
- 調光対応の器具じゃない
の二点以外基本的には考えられないので、調光スイッチと照明器具を新品に交換してみました。。
それでも調光できず。
原因がさっぱりわからないのでその日は帰ろうとしたところ、ひょんな事から原因になりえるものがスイッチと照明器具の間に入っている事が発覚。
それは浴室の点検口の上にあるとの事で開けてみるとありましたよ(笑)

東芝 IT照明コントローラー NWDNC02
は!?何これ?
どうやらこれは現在のIOTの先駆けで現在はまったく使用されていない代物のようです。。
要するに外出先からでも照明のON/OFFができますよ~っていうやつ。
10年以上前のものなので相当時代を先どったアイテムだったんじゃないかな?
でも邪魔です(笑)
電気工事士の人は見ればすぐにどうやっていいかわかると思いますが、電源と負荷とスイッチに行っている配線がそこにあるので普通に結線すればOKです。
まとめ
調光に対応する為に色々な事を気にしなくてはいけないって事がわかりました。
でもそんなに気にする必要ないです。
打ち合わせする時に僕が考えるので(汗)
単純に最後に書いた事を伝えたかった記事でした。