こんにちは照明コンサルタントの安部です。
省エネ対策として蛍光灯をLEDに切り替えるのが流行しています。
が、アパート経営者であるオーナー様にとって大事なのは『その工事で経費が将来的に浮くのか?』
につきると思います。
そこで今回の記事は蛍光灯ランプをLEDに切り替えると本当に経費削減できるのか?について検証しました。
検証するにあたって
- 40w型のLEDの一本の値段は約5000円とする
- LED交換にあたって改造費(電気工事)は考えないとする
- 1kwhあたり26円で計算する
- 1日あたり12時間点灯するとする
- 20w型の場合は半分で計算して問題ないとする
目次
1年間の40w蛍光灯1本あたりの電気代は約4500円
これは20w型だと半分の電気代と考えていいです。
ちなみにこれはLEDのですが
こういうタイプの蛍光灯を使っているアパートは今でも少なくないと思います。
この器具が2つで年間4500円程の電気代がかかっている事になります。
どうでしょうか?
投資した分の回収は約5年後、工事代もあるしね
仮にこの器具が10灯あったとします。そうすると電気代が年間22500円かかっていますのでLEDに切り替えると半分の11250円になると見込まれます。
20w型のLEDが一本2500円ほどでしょうか?
10本あると25000円。
電気代も含めて3年ちょっとで元がとれる計算ですね。
ただ、交換工事の分を見てないのですが一灯あたり3000円程の改造費がかかると5年くらいで元がとれる計算です。
これは中々お得だと思います。
LEDは長寿命なので交換の手間も少なくなります。発色などを考慮しなければ4年くらいで元がとれるならお得だと感じませんか?
アイタックで工事した場合
弊社で切り替え工事をした場合の料金表です。
不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
共用部で使用した時のLEDの寿命を考える
ランプ自体の寿命は一日12時間点灯だったとして
- LED:約3300日=9.1年 (約40000時間として)
- 白熱電球:約160日=半年 (約2,000時間 として)
- 蛍光灯:約1000日=2.7年 (約12,000時間として)
もちろん器具の当たり外れがあったりするのであくまで参考程度ですが長期にメンテナンスの負担が軽くなるというだけでも嬉しい事だと思います。
LEDの一番のメリットは長寿命な事だと知ってほしいです。
交換するのって手間がかかりますよね。特に階段などの電球交換は危険な作業です。
まとめ
長寿命で経済的なLEDって本当に素晴らしいです。
工賃含めて5年で元がとれますが、その都度切れた蛍光灯の交換が無くなるというメリットは忘れられがちです。
一般住宅も長時間点灯しているリビングなどは確実にLEDに切り替えるのをオススメします。