こんにちは照明コンサルタントの安部です。
今回の記事はアパートなどでよくある質問の照明と換気扇が一つのスイッチで制御している場合。
つまり同時に点いて回っちゃうのをどうにかしたいと言うお問い合わせに答える記事です。
照明と換気扇がなぜ一緒になっているのか?
そんなのどうでもいいからできるか、できないか?を教えてくれと思っているでしょうけどここは大事な所なので書かせて下さい。
- 建てた時にそこの場所に照明しか無かったが、後で換気扇を取付た……。
- 予算をケチる為にスイッチは1個にしている。
- 照明を点けている時しか回らなくってもいいと思っていた。
- 図面には1個になっているが二つに分けられるようにしてある
4以外は基本的には少し大変な工事になります。
4の場合はスイッチを開けたらすぐわかります。
もし、見分けたいなら電気の知識がなくても見分けられます。
スイッチを分離できるか?の見分け方。
スイッチのプレートを取り外し上下にあるネジを取り外します。
そこで電線が何本入っているか?で判断します。
遅延スイッチなら開けなくても3本入っている。
赤いランプが点いている場合は3本入っていても分離できない可能性がある。
- スイッチに黒白の線が入っている場合は分離するのに工事が必要です。
- スイッチに黒白赤が入っている場合は分離できます。(ほぼできる)。
もし黒白の線しか入っていなかったら?どうする?
その場合は換気扇を外して天井裏を覗いてスイッチの壁に電線を落とせるか?判断します。
マンションなんかは落とせる事が多いです。
落とせたら今のままの見た目で分離できます。そこの工事の費用だけでできます。
費用は10000円程度でできるでしょう。
もし落ちなかったら、天井に穴を開けて壁に穴を開けて配線を壁に落とします。
なるべく綺麗にする為モール工事が必要になるので+1,000円程度かかると思います。
照明を分離したい時も考え方は一緒
一個のスイッチで二つつく照明を分離したい場合も同じですが、換気扇と違って穴が小さいので穴を開ける必要があります。
点検口が一番安上がりですが天井に目立つものができるのであんまり好まれないですが。
但し点検口を作っても綺麗に電線が落ちるとも限らないのでちゃんと調査が必要です。
ココらへんが慣れていない人だと判断できなかったり難しくてちゃんと調べないケースが多くあります。
まとめ
分離するのはできなくはないので、不便を感じるなら業者に頼むと分離できる。
3色の電線が入っていたら分離できる。
アイタックは出張料込で10000円くらいでできる。
そこまで大変な作業では無いので気軽に頼んでもいいと思います。
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