こんにちはアイタックの安部です。
シーリングからダウンライトにしたいというお問い合わせをいただく事が多くなりました。
でも実際ダウンライトって何がいいの?おしゃれなの?明るいの?という疑問ってなかなか解決しないですよね?
そこで意外とよくわかってないダウンライトにするメリット・デメリットを解説しようと思います。
今、ダウンライトがついている場合はどうしようもないかも知れません。
でもあなたがこれから家を建てようとかリフォーム・リノベーションを考えているなら是非読んで欲しい内容になっていますので最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
ではいってみましょう。
目次
ダウンライトのデメリット
ダウンライトを選定しようとしている時にこれを注意して欲しいという内容がこの「ダウンライトのデメリット」になります。
なんでデメリットから説明するの?と思うかも知れません。
それはダウンライトってかっこいいという良い面ばかりを見ていると後で後悔する事が多いからです。
早速ですが
- ダウンライトは眩しい
- 天井面が暗くなる
- 思ったより明るくない
これらが良く言われるダウンライトのデメリットです。
どうでしょうか?
そんなの知ってるよ。でもダウンライトがいいんだ!というあなたに是非知っていて欲しいのが
「デメリットとメリットは表裏一体」だという事。
ダウンライトは眩しい=光が刺さっているから
拡散型のダウンライトももちろんですが光が分散されないことによって光が1点に集まりやすいのがダウンライトの特徴です。
そのダウンライトの特性をちゃんと知っていれば使い方がおのずとわかってくるというものです。
天井面が暗くなる=汚い天井が見えにくくなる
汚いとはなんだ!と怒らないでくださいね(笑)
汚いとは不潔とかそういう意味ではありません。
というのも壁紙などの不陸(凹凸の事)が目立つと汚く見えてしまいます。
灯りを直接壁面に照射すると0.5mmほどの凹凸ですらくっきり影になって見えてしまいます。
これは間接照明などで天井を照らすとよく起こりがちなのですがそれが一切ない。
なんでか?というと写真を撮った事があればわかると思いますが逆光状態になって天井面が見えなくなるから。
天井の打ちっぱなしでコンクリートが出ている所って雰囲気はかっこいいですけど実際良くみたらキレイなものではないですよね?
そういう時に一難隠すじゃないですけど天井が暗くなるのも使いようという事です。
思ったより明るくない=明るくしすぎたくない時に使ってよ
ちょっと語弊があるので訂正しますと
ダウンライトで明るさをしっかりとろうと思ったらしっかり設計する必要があります。
- ダウンライトの配光角
- 天井の高さ
- 壁までの距離
- 壁の色
- 照明の明るさ
- テーブルの高さ
- などなど
でもとりあえず前の現場でこれ使ったからこれでOKってやってる建築屋さん本当に多い。
だから『ダウンライトは暗い』というイメージがついているんですね。
ダウンライトのメリット
さてダウンライトのデメリットをまとめながら裏側のメリットも解説してしまったのであまり書く事無いんですけど
ダウンライトにするメリットははっきりしてますよね。
天井からでっぱらない
天井面がでっぱらないという事は天井が下がっている所などにおすすめできますよね。
ニッチとか階段の下のスペース、カーポート。
天井から下がってこないから頭がぶつかったりしないですもん。
とりあえずオシャレ
とりあえず一番のメリットはおしゃれな空間になる事じゃないでしょうか?
かっこいいからダウンライトにしたい?それでいいですよ。
ちゃんと設計するのは僕らの仕事ですので。
部屋が広く見える
1番目のでっぱらないに通じる所があるんですけどこれ大事です。
ダウンライトにする事で部屋に開放感がうまれます。
それだけでもダウンライトを使用するメリットになりえますよね?
まとめ
いかがだったでしょうか?
デメリットを知っていればちゃんと対応できるもんです。
結婚だって相手の嫌な面をしっかり認識していれば
『こんな人だと思わなかったのに~』
なんて無くなるでしょ?
嫌な面とうまく付きあう事であなたの照明ライフも素晴らしいものになると僕は確信しています。
↑それっぽい事言ってみました(笑)
ではまた