オフィスや店舗などに使われている照明器具で主流となっている40W2灯りの器具ですが最初に設置してあった器具の場合かれこれ10年くらいは使用しているのではないでしょうか?
蛍光灯を交換してもつかない場合の選択肢は
- 照明器具を新しいものに交換する
- 中にある安定機を交換する
- LEDの球に交換できるように改造する
の3つです。
器具を交換する場合
照明器具自体を新しいものに交換する(本体ごと交換)場合は一度取り外ししてから新しいものを取り付ける事になります。
事務所にある照明なんかでは連結してあったりする事が多いので1つだけ交換すると変になります。
ですのでその場合は一列単位で交換すると見た目に違和感がない。
今の主流は明らからにLEDだからLEDの器具にした方がいい。
今のは色も綺麗だし一番おすすめの方法。
中にある安定機を交換する
安定機とはうんぬんかんぬんって話はつまらないのでざっくり照明器具の心臓部だと思っていれば平気です。
その心臓部を交換(部品交換)って事でとっても安くあがりそうだと思って『交換したらいくらになりますか?』って聞かれるんだけど
安定機を交換するくらいなら本体ごと交換したほうがいいです。
理由は部品代もそうだけど結構手間がかかるから
ぶっちゃけて言うと高いです(汗)
交換するために一度器具を外さないといけないから本体を交換する手間プラス安定機を交換する手間があるから時間がかかる。
それなら改造してLEDの球にしちゃいましょうぜってのが次の案
改造してLEDの球をつけられるようにしましょう
40W型のLEDも各社色々でてますよね。
そんなLEDの球は改造して取り付けてくださいって注意書きがあります。改造は電気工事士にやってもらってね。って事なので
LED化は電気工事店または電気工事士にお問い合わせください。
当然、現場もできる照明コンサルタントの僕は対応できますのでお気軽にお問い合わせください。(川口市の周辺の地域に限ります)
LED化してもデメリットは2つあります。
- 従来の蛍光灯とは根本的に灯りの質が違う
- 発色が悪い(物もある)
蛍光灯は360度発光していて上に発した光は器具本体に反射して拡散されて器具の明るさを決定しているのだけど、LEDの球は大体半分が発光されないから反射して拡散される部分の光がない。
だから同等の灯りでも暗く感じるのはそういう理由。
発色は(専門用語で演色値)悪いのが多い。器具ごと変えると専用に設計されたLEDの球がついてくるので発光の仕方や発色は問題ありません。 ですが安価なLEDの球は実際につけてみると発色が悪く気持ち悪くなっているものもある。
とある店舗さんが店内リニューアル工事をしてLED化していたんだけど安い球使っちゃったから発色が悪くて気持ち悪い色(具体的には赤が少ない色)唇も薄紫色に見えちゃうし(汗)
まぁ、予算もあるでしょうけど照明の知識がないとこんな弊害もあるって事ですよね。
明るさしか計算に入れないと小売店さんなんかは大変な事になる。だってりんごが赤に見えなくなったら美味しくみえないじゃない?
僕はそんなお店で買いたいって思えないから。
まとめ
安定機交換は高くつく。
LED化は電気工事士へお願いしてあんまり安価な球は使わないように。
結果、できるだけ本体ごと交換する事が望ましいけど予算の関係で点灯しない器具をどうにかしたい場合はアイタックにお気軽にご相談ください。